クリオロ・ラボを探検！

クリオロ本店の2階は全て製造部署！通称クリオロ・ラボでは、パティシエ、パートさん合わせて60名ほどが働いています。クリオロのケーキは全てこのラボで製造しています。今回はケーキ、焼き菓子、パン、チョコレートなど担当部署ごとに紹介します。

■ポスト・アントルメ（生場）

お店のケーキ・生菓子をメインに製造しています。

お店用のアントルメやプチガトー、ネットショップ用の冷凍ケーキなど作るケーキも種類がたくさんあり、本当に仕込み量が多いんです。入社された方から「クリオロは製造量が多くて驚いた！」とよく聞くのですが、その分技術も習得できるので働きがいのある職場だと思います。

日本で初めて輸入された【ウォーターカッター】
ケーキの形をプログラミングし、冷凍されたケーキを水圧でカットできるマシン。幻のチーズケーキなど長方形のケーキはこのマシンを使うことで型を使わずに作れるので型を洗う手間などを省いて作業効率もアップ。手の込んだ作業や繊細な部分は手作業で行い、パティシエがお菓子作りに専念できる環境を整えています。

■ポスト・ビスキュイ（焼き場）

焼き菓子、クッキーなどを製造しています。そのほかにも、生菓子で使っているスポンジやビスキュイなどのパーツもこのポジションで作っています。ここでは、クッキーをたくさん焼けるオーブンや、しっとりとした食感の生地を作るときに使う平窯など、用途に合わせたオーブンもたくさん設置されています。

クリオロで一番売れている看板商品「幻のチーズケーキ」もポスト・ビスキュイで作っています。「幻のチーズケーキ」の特徴であるふわっと食感を損ねないように焼き加減の見極めも重要。さすが看板商品ということもあって、人気すぎて作っても作っても足りない…！毎日フル稼働なんていう時も。たくさんのお客様に求められているということも、パティシエたちのモチベーションに繋がっています。

■アイス室

アイスクリームは衛生面で厳しく整った環境で製造しなけいればいけないので、独立した専用部屋を用意しています。

■ポスト・ヴィノワズリー（パン場）

クリオロはパティスリーですが、パンも人気！種類も豊富で「パン屋さんかと思った」というお客様もいるほど充実したラインナップを用意しています。コロナ禍でお客様からの需要もあり、ネットショップでも販売するなどパンの製造も強化・発展させています。

⇒ポスト・ヴィノワズリーのとある1日の記事はこちら

■計量室

パートさんに当日仕込む材料を計量してもらい、パティシエが製造に集中できるようにしています。

■ポスト・ショコラ（チョコ場）

クリオロのボンボンショコラやシェフのスペシャリテ「トレゾー」などチョコレートに関する製造部署になります。チョコレートの製造は仕込み部屋、チョコレートを流す部屋、コーティング部屋と３つの部屋に分かれています。

４年前に現在のお店に移転したとき、サントスシェフが「チョコレートの商品に力を入れたい」ということで、チョコレートの部屋を３部屋に分け大規模なマシンも導入しました。製造環境を整えることで、たくさんチョコレートを作れるようになり、バレンタイン時期などたくさんのお客様のお手元にお届けすることができています。

【仕込み部屋】
ガナッシュ（チョコレートクリーム）を仕込む部屋。手作業とマシンを使い分け、大量の仕込みができるような環境になっています。

【流し部屋】
小さな冷蔵庫のような部屋になっており、ガナッシュを流した後、1日休ませてチョコレートを安定させることができます。流したチョコレートは手作業で1粒ずつにカットしていきます。

【コーティング部屋】
マシンを使ってチョコレートをコーティングする部屋。チョコレートのカーテンにくぐらせ、長～～いトンネルの中でチョコレートを安定させます。

トンネルの中はチョコレートが良い状態で固まるように室温がコントロールされていて艶の良いものが出来上がります。

いかがでしたか？簡単ですがラボの様子をご紹介しました。
クリオロでは部署ごとに作業分担していますが、クリスマス時期やバレンタインなど繁忙期は部署関係なく全員で協力してお菓子を作っています。全ては「美味しいもので幸せに」の理念のもと、「お客様に美味しいものをお届けしたい」という想いで日々働いています。
もっとクリオロのことを詳しく知りたい、クリオロで働いてみたい！と思った方はぜひ募集要項など確認してみてくださいね。