先日山梨の桃園に行ってきました!!
そこでこだわりのおいしい桃にたくさん出会って
農家の方の考え方もお伺いして
大満足で帰宅して、そのおいしい桃で試作しできたお菓子がこちら!
さくっといつものサントスシェフならではのタルト生地になめらか?なカスタードクリーム
そして今回の主役が「桃」
こだわり桃だとこんなに繊細な、たっぷり甘くて桃のおいしい酸味も味わえる。
桃ってとっても繊細なんで、繊細なタルトにぴったりなんですよ?
複雑すぎない構成が桃のおいしさを引き立てます。
もうひとつはこれ
こだわり桃のブランマンジェ
これがまた?優しいお味で桃のおいしさを引き立てるんです!!
ブランマンジェの部分は隠し味にココナッツ入り。
サワークリームと本物の脂肪分高めの生クリームを使用しています。
なめらかーなクリームに桃!!!!
うーん、桃のおいしい季節だから、こだわりの桃だから作れるお味に仕上がっています。
その桃のお話を少し
おしゃれな桃園は桃もおしゃれ!
ひとつひとつ袋をつけて、大切に育てられています。
造り手の堀井さんにお話しをお聞きしました。
4500坪の農園を家族経営している堀井さん
こだわりはまるで、ケーキの職人さんのよう。
物を一生懸命作っている人って通じるものがありますよね。
先日試食させていただいたのが
これからうちでも使用する「浅間白桃」
手間がかかって受粉が難しく、木の寿命が短い品種で
栽培が難しい品種だそうですが、果実味があって全体のバランスがいい品種だそうです。
糖度が高い、大きい桃がもてはやされる市場で、この果実味などはあまり重要視されないらしいけれど
堀井さんの考えるトレンドに左右されないおいしい桃ってこの品種のような桃だそうです。
桃の木の樹齢って12?13年で、5年後くらいから実がいい感じに生るそうです。
今後終わっていく樹の横には次に活躍する樹が植えられていて、6年先を見据えてずーーと先を考えて栽培されているところがすごいなと思いました。
除草剤は使わないで農薬も最小限にしているとのこと。
ここのテロワールだからこその手入れの仕方があるそうです。
枝の伸ばし方、セオリーだけではなく1本ずつ個性が違って(人間見たいですね)
枝によって癖が違うそうです。
桃を見ただけで自分の畑のどこの枝についていたかわかるっておっしゃっていました。
プロってすごい!
熟度が来たときに肌で感じるそうです。
おいしい桃って「次にもうひとつ食べたくなるか」だっておっしゃっていたのが印象的でした。
お菓子も一緒ですが、「おいしいもの」にこだわってつくっていらっしゃるところが
うちのシェフにも共感できるところだったのだと思います。
もうひとつ桃のショートケーキも明日から登場します。
そちらは雨宮農園でつくられた「紅国見」という種類の桃
小玉ですが、肉質はきめ細やかで果汁たっぷり、甘み十分という種類の桃です。
こちらは2日間限定。そのあとは、ショートケーキも宝桃園の桃になります。
週替わりでおいしい桃を仕入れて8月末くらいまで続けて販売しますので、ぜひ旬の味を味わいにいらしてくださいね。
本店限定になりますのでご了承ください。