だいぶ日本でもメジャーになってきたシュトーレン。クリオロでは毎年シェフが研究を重ねリニューアルしてきました。クリオロで初めて作った時はちょっとパン寄りのシュトーレンで、クリオロのパティスリーが2003年のオープンした年にはじめました。

フランス・プロヴァンス出身のシェフには実はあまり馴染みのあるお菓子ではありませんでした。修行先のパティスリーで作ったこともなかったので、実はフランス全土で食べているものではないようです。フランスではアルザス地方がメインでドイツやオランダのお菓子のようです。伝統的にはクリスマスまでに少しずつ切って食べてクリスマスを待ち望むというお菓子のようです。ヨーロッパのシュトーレンはパサパサのものが多くて、、、サントスシェフの目的はこのパサパサ感をなくしたい!ということで、試行錯誤を重ねやっとできたのが、これ↓

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こちらがはじめて販売したシュトーレン

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こんな形だったことも。

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このころのクリオロのシュトーレンはどちらかというとパンに近い食感でした。試行錯誤して今のパウンドケーキともパンともいえない独特のお味に。とにかく中にはドライフルーツがいっぱい入っているんですよ。

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・ 色イチジク(白ワインで煮込んだもの)
・ アプリコット
・ レーズン
3種類を1年前にラム酒漬けにしています。

ナッツは
・ クルミ
・ アーモンド
真ん中には自家製のマジパンが入っていてナッツをたっぷり感じて頂けます。
生地にはパウンドケーキのようにバターがたっぷり入っているのが特徴でスパイスも7種類
・ ナツメグ
・ シナモン
・ カルダモン
・ アニス
・ ブラックペッパー
・ クローブ
・ ショウガ
を主張しすぎない程度にいれています。

イーストを使ったパンのようなお菓子ですが、パンよりもパウンドケーキのようで、パウンドケーキのようなしっとりしただけではなくまた違ったパンのような食感は、ナッツ感と合わさって食べた方にしかわからない独特の食感に仕上がっています。

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発酵させてから焼いて、

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しっかり焼いてからバターを温めた溶かしバターにくぐらせて砂糖を周りに付けます。これが結構難しい!そしてこの砂糖の付いているところの食感が美味。

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私は砂糖のところは外して食べますが、甘いのがお好きな方は一緒にお召し上がりください。薄めにスライスしてお召し上がりいただくことをオススメ。7mmくらいがいいようです。

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お茶やコーヒーのお供にもすごく合います。体も暖まるお味。ちょっと朝食のシリアル感覚で朝食にしたり、食後に食後酒と一緒になんていうのも大人の楽しみ方。ぜひまだお召し上がり頂いていない方はぜひお試しください!

嬉しいレビューもご紹介
★★★★★うっちゃん 様
投稿日:2017年01月05日
今まで食べたシュトーレンの中で一番美味しかったです。真ん中にアーモンドたっぷりのマジパンが入っていて大喜び!また購入したいと思っています。

★★★★★購入者様
投稿日:2017年11月19日
毎年欠かさず購入しています
これがないと、我が家のクリスマスは始まりません。真ん中にドーンと入っているマジパンが、本当に美味しい! なじむまで、毎年待てません。。すぐになくなってしまうので、急な来客にもお出ししたくて毎年2本は購入します。

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