クリオロで行っているSDGsな取り組みをご紹介!

クリオロの基本方針のひとつでも「環境への配慮を心がけます」というのがあるので、昔からこのSDGsな取り組みをやっていました。

一体どんなことをしているの?ということで、
クリオロのケーキ「ナマキキ」と「キキ」のお話を今回大公開!!

クリオロのラボで使用している機械で、10年前に日本で初めて入れた機械「ウォーターカッター」というのがあるのですが、これが優れもの。水でケーキを切る機械なんです。

日本で初めてこの機械を導入したのがクリオロだったんです。スペインまでシェフとこの機械を見に行って、実際使っているお店を訪れて説明してもらって購入を決めました。今ではいろんなパティスリーがこの機械を採用しています。

水でケーキを切るってすごいですよね。細い水が高圧で線のように流れてきて、ケーキが回ってカットするというもの。ノズルから水が出て、下の台が動いてカットしていきます。

クリオロではこの機械でたくさんケーキを切っているんですよ。
幻のチーズケーキ、ニューヨークチーズケーキなど、チーズケーキはもちろん、
クマの形の「ヌヌース」もこの機械でカットしています。

人間ではなくても大丈夫なところ、味の部分に関わらないところは「機械」を使うという考え方のもとスイーツづくりをしています。

この機械は、なるべくロスが出ないように計算してくれてカットするのですが、どうしてもハシがでてしまうのが現状です。これを捨ててしまうのはもったいない!ということでこの端っこを使ったスイーツをシェフが開発したのが「キキシリーズ」なんです。

端っこにガナッシュなどを追加して、固めてそしてコーティングしたり、サブレを足したりして作ったスイーツなんです。

ナマキキは、ヌヌース・ジュニアやヌヌース・ダディーをカットしたものを固めてチョコレートでコーティング。
ヌヌースは一人用のサイズと大きなサイズ(ホールのケーキ)の2種類があります。これを切ったら耳の部分が特に無駄になってしまいます。

このヌヌースの端でできたのものが「ナマキキ」。他にも、ディスカバリーやニルヴァナからできたナマキキも時々でます。

もう一つ密かに大人気なのが「キキ」。
こちらはトレゾーの端でできているんですよ。


手が凝っているもので、端っこがないとできないので、毎回あるわけではないのですが、大人気なので、本格的に端ではなく、商品化しようかと思っているほど。下にはクッキー生地(サブレ)がカリッとそしてチョコレートのガナッシュとチョコレート生地そしてチョコレートでコーティングしているので、ボリュームたっぷりのチョコレート菓子なんです。
まさかこれが端っこでSDG’Sな商品だなんて、びっくり!ってほど美味しいんですよ。ナマキキもキキも本当に「おいしい」勿体ないを商品化した商品です。ぜひ見つけたらお試しくださいね。「キキ」は2月中旬から復活予定です。

ちなみに「キキ」という名前の由来は、シェフが昔一緒に働いていた同僚の名前だそうです。可愛く呼びやすいのでこの名前が付きました。

他にもクリオロといえば「幻のチーズケーキ」ですが、その端を使ってつくっているものが「パン・オ・フロマージュ」などいろいろSDG’Sな商品があるんですよ。ぜひお試しください!