突然ですが、12月のイベントと言えば...?
日本では、ほとんどの人が「クリスマス」と答えるかと思いますが、ヨーロッパでは他にもキリスト教のお祭りがあるんだそうです。その1つが12月6日の「サン・ニコラの日」。
「サン・ニコラ(聖ニコラ、聖ニコラウス)」は子どもの守護聖人。フランス北東部のアルザス地方や、ベルギー、ドイツ、オランダ、スイスなどヨーロッパ各地で、このサン・ニコラを称えて命日とされる12月6日にお祭りが催されるそうです。前夜の12月5日の夜にサン・ニコラが子ども達に贈り物を届けに来るという言い伝えから、サン・ニコラはサンタクロースのルーツとも言われているのだそう。
土地ごとに様々な祝い方や風習、この日にまつわる食べ物がありますが、アルザス地方で食べられているのが、人の形のブリオッシュ「マナラ」や、シナモンなどのスパイス入りの焼き菓子「パン・デピス」。クリオロでは今年、これら2つを合わせたオリジナルのパンを考案!やわらかいブリオッシュ生地をベースに、ちょっぴりスパイシーな味わいの【サンニコラ・エピス】ができました。
なぜ今年「サン・ニコラの日」に注目したのかというと、ワーキングホリデーで来日し3月からクリオロで働いている、フランス人パン職人Sacha(サーシャ)がアルザス地方出身だからなんです。彼がサン・ニコラの日の文化を紹介したいとサントスシェフに提案。
同じフランスといっても、シェフは南のプロヴァンス出身でサン・ニコラの日にはあまり馴染みがなかったようで、今回みんなでサン・ニコラの日のことをSachaから学んだのでした。
グローバル化が進む時代とはいえ、世界にはまだまだ知らない文化や食べ物がたくさんありますね。このブログを書いている私(販促担当Misuzu)も学びつつ調べつつの発信ではありますが、これからもフランスの文化や食べ物、クリオロのパンやスイーツにまつわることをご紹介できたらと思っています。
【サンニコラ・エピス】は本店で販売中!12月中はご用意する予定ですので、皆さまぜひお試しくださいね。
この時期に食べるお菓子といえば、【シュトーレン】もお忘れなく!毎年買うというスタッフも多い一品です。
オンラインショップは1本サイズのみですが、実店舗 店頭ではハーフサイズもご用意してます!
皆さまが楽しい12月を過ごせますように。
“Merci pour la lecture ! à bientôt!”お読みいただきありがとうございました。またお会いしましょう!