今回はクリオロでパティシエとして活躍してくれた卒業生のその後のお話。
クリオロは2000年の4月から学校を始め2003年にパティスリーをオープン。
そのころからたくさんの卒業生がいますが、頑張っている人、大活躍のパティシエが多いんですよ。

その中の一人、クリオロに2007年に入った第一期生の柴田勇作さんをご紹介。
彼は2007年~2013年の6年間最後の1年はスーシェフとして活躍してくれました。

経歴
2005年3月 / 香川調理製菓専門学校 製菓科 卒業
2005年〜2007年 / 新宿京王プラザホテル ベーカリー勤務
2007年〜2013年 / エコールクリオロ(現CRIOLLO) 12年〜スーシェフ
2013年〜2018年 / ザ・ペニンシュラ東京
2018年〜2019年 / 会員制フレンチレストラン シェフパティシエ
2019年〜2021年 / 銀座マルキーズ シェフパティシエ
2021年〜 / KITO DESIGN HOLDINGS 株式会社に所属し、開発やプロデュースなど行い独立開業準備中

最初入った時は、長髪でファー付きの白い靴で出勤、なんだかどこから来たの?歌舞伎町?という感じでみんなちょっとびっくりしていましたが、外見とは違い?!中身はとっても真剣、自分でお店を経営するという目標に向かってがんばっていて、
仕事が終わってから自分のコンクールの為にも飴細工を勉強していました。クリオロで働いていたころの初々しい写真が見つかったので公開!

クリオロ初優勝した作品が写真。(下記左)エジプトをテーマにした作品です。この時の作品は本当に美しく、ジャパンケーキショーの会場でもひときわ目立っていました。連合会会長賞ももらって、次の年のチケットに画像が使われたり、副賞でフランス旅行にも行っていました。その隣の写真は初めてコンクールに参加した時の写真。初体験でいろいろ大変だったようです。

そんな彼ですが、メキメキと頭角を現し、2019年にもトップパティシエインアジアで優勝。下記はジャパンケーキショー「トップ・オブパティシエ」準優勝の写真。

アジア大会優勝の写真。

そしてつい最近2021年イタリアのコンクールで優勝!国際大会でクリオロ関係者初優勝でした!素晴らしい!!

日本チーム

そして、そして今回なんと、入社したときからの夢「クープデュモンド」(パティシエの世界大会)の日本代表に選ばれた!
すごいですよね。その時の様子が専門誌で紹介されているのでご紹介

世界の菓子PCG 2022年2月号

コンクール歴
2010年 / ジャパンケーキショー 味と技のピエスモンテ部門 連合会長賞
2017年 / トップオブパティシエ2017 準優勝
2019年 / トップオブパティシエ2019 優勝
2019年 / トップオブパティシエin ASIA 総合準優勝 味覚2部門最優秀賞
2021年 / THE WORLD TROPHY OF PASTRY ICE CREAM CHOCOLATE2021 FIPGC
→ショコラ部門担当 チーム総合優勝
2021年 / クープデュモンド代表選考会 C部門の代表決定

 

本人にインタビューしたのでその様子をご紹介。

Q1.なぜクリオロに入社したのですか?

A.ケーキがおいしかったし、コンクールに出てどうせこの世界に入るなら、しっかり成績を残して中途半端で終わるのではなく、自分のお店を作るためにもコンクールに勝ちたいと思っていました。そこでサントスシェフの飴細工を見て、ここでなら夢が叶うと思ったからです。

Q2.クリオロでは実際、何を学びましたか?

A.なんといっても味の作り方です。シェフから教わった「使う味は3つまで」というのは、辞めてからも守っています。コンクールに出す作品でもです。クリオロを辞めてから10年以上経ちますが、クリオロで学んだ味の感覚には自信があります!ここはクリオロで勉強したからこそ。絶対的に他の人とは違う、強みになっている。
サントスシェフからはいつもコンクールに出場するなら「勝て!1位以外は意味がない。勝ったら人生変わるから。優勝しないと意味がない」と言われていました。賞に入ればよいのではなく、優勝するしかないと。最初から僕は、クープデュモンド出場したいと思ってそう言っていたので、周りの人は「何言ってんだ」って思っていたと思います。(笑)

それが実現したんだからすごいですよね。(愛)
優勝したら死ぬまでその結果は残るから。(シェフ)

 

周りの人やお店の人も応援してくれるようになったんです。そうするともっともっとパワーが出る。自分のやりたいことも大事だけど、周りのためにも勝つ作品を作る、勝つ味を作る、というモチベーションになりました。

クリオロ時代には、愛さんからもたくさん良いアドバイスを頂いた。色の配置とか。愛さんは写真を撮るから、どこにフォーカスするか、とか、後ろがこういう色のほうが良い、とか。

販売を1年経験させてもらったのも、良い経験でした。
僕ですら、松屋銀座の販売行きましたよ。「勇作ならいけるよー!」って愛さんに言われて、バレンタインに販売をしました。エキュート上野も、神戸クリオロ・カフェにも関わりました。ケーキ屋さん巡りや社員旅行も良い思い出。

懐かしいですね。
みんなでいろいろやった良い思い出です。(シェフ&愛)

Q3.シェフから1番最初に教わったことは?

第六感ですね。ルセットが一緒でも、パティシエのフィーリングによって違うものになる。ザラザラしている、分離している、など自分でもわからない感覚を教えてもらった。ショコラを食べて「部屋のにおいがついている」「乾燥している」などの本来あってはならないダメな味も教えてもらいました。

Q4.今後やりたいことは?

お店を開いて、パティスリーやると思います。ケーキのお店というよりも、アイスとかショコラとかをメインでやっても面白いと思っています。向こう10年はそんな感じでその10年後の目標は「ゆうさくビル」をシェフの「サントスビル」みたいに建てることですかね。(笑)

言ったほうが実現するので言っています!21歳から言っていた。
思えばいつか叶う時がくる!それは後輩たちにも伝えたいです。

Q5.クリオロの後輩たちにメッセージを!

後輩たちには、クリオロにいる間に、将来どうしたいのか考えてみてほしい。クリオロを辞めた後、どういう未来が待っているか。パティシエという仕事は、厳しい面もあります。今では一緒に製菓学校を出た人、一緒に働いた人たちもパティシエを辞めた人も多いですがもったいない。毎日言われた仕事をするだけでは成長しないので自分で勉強することは大切です。早く仕事するように心がけること、せっかくクリオロで働いているのだから、スピード感を持ってクオリティーは高いものを作れるようになってほしいです。

先輩方もすごい人ばかりなので、クリオロの若い子には、先輩方がいろいろな道に行っているのを見て、自分がどうしたいか考えてほしいです。OBにもいろいろなパターンがあって、いろいろな成功例があるから参考にしてほしい。

僕がいたクリオロには、熱量が高い人が多かったです。今のクリオロもみんな違うモチベーションでやっていると思いますが…せっかくなので一生懸命自分の技術を磨いてほしいです。フィーリング、デザインだけでなく、どういうコンセプトでやっているかなど、会社の情報がオープンなのでいろんなことを自分がお店をやっているつもりで参加してほしいです。

 

次回は女性パティシエで活躍中の飯塚美穂さんの記事を載せますのでお楽しみに。


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