期間限定でいろいろオススメしている中目黒店ですが、モンブランフェアが終了したら次は「トレゾー」フェアを開催。本店ではシェフのスペシャリテとして人気の高いチョコレートケーキです。
チョコレートが得意なシェフならではの口どけなめらか?なガナッシュに、チョコレートのスポンジにもしっかりチョコレート使用してチョコレートの味がしっかりするのが特徴です。
お味は、プレーン、スペシャル、キャラメル、オレンジ、フィグカシス（いちじくとカシス）、ラムレーズンの6種類です。半生タイプなので、生ケーキのような満足感が味わえます。
間に挟むガナッシュ（チョコレート）の滑らかさが特徴。とにかく高級チョコレート（素材）をたっぷり使用して、口どけのよさにこだわって作っています。チョコレートの作業は温度管理などが難しく、精密な作業なのですが、しっかり温度管理をしながら、作業を進めます。
丁寧に焼き上げたチョコレートたっぷりのスポンジ生地に
こだわってつくったガナッシュ（チョコレートクリーム）を層にしていきます。
そして固めてカットします。
カットして乾かしたものをチョコレートでコーティングすれば出来上がり
■プレーン味は、チョコレートをしっかり感じて頂けます。
■オレンジ味はガナッシュの中にオレンジの果汁そしてオレンジの皮でつくったコンポートを層にしてオレンジとチョコレートの究極のマリアージをお楽しみ頂けます。
■キャラメル味はコクのあるキャラメルが特徴。サントスシェフのキャラメルは世界コンクール優勝ケーキ｢ガイア」でも定評があってフランス人のパティシエには「キャラメルサントス」と呼ばれているほど。ガナッシュにキャラメルを一緒に混ぜてキャラメル味のガナッシュになっています。
絶妙な焦がし加減が大切。
滑らかさはもちろん、甘すぎず、苦くならないように調整しています。
■フィグ・カシスはフランスではよくある組み合わせですが、日本人にはあまりなじみのない組み合わせ。イチジクとカシスってこんなに合うんだと納得のお味です。白イチジクをスパイスを入れてゆっくりワインで煮て、細かくしたものを入れて粒々感を残しているので食感も楽しいお味です。冬に甘口ワインと一緒にお召し上がり頂くと体があったまるチョコレートケーキです。
■ラムレーズン、こちらもチョコレートに合いますよね。お酒が効いた大人のお味。レーズンを香り豊かな高級ラム酒ディロンに漬けて使用しています。このケーキは実はエコール・クリオロ時代に販売していて、リピーターの多いケーキでした。コーヒーにもよく合いますが、ウイスキーなどのお酒にも。大人のちょっとお楽しみにもオススメです。
■そして今年のオススメとしてプレーン味のスペシャル（今年のサロンデュショコラ東京でデビュー）
チョコレートが特別なものを使用しています。個性豊かなジャマイカのモーランベイ農園のチョコレートを使用。コーヒーの産地でもある「ブルーマウンテン」でとれるカカオ豆です。華やかで洗練されたエレガントでフレッシュな味わいです。
この６種類。すべて違うお味なので、お好みのお味をぜひ見つけてくださいね。
ネットでも販売しております。トレゾーのページはこちらから⇒
先日ブログでご紹介させて頂きましたサロンデュショコラでのCCCでアワードを獲得したお話をさせて頂きましたが、公式のガイドを入手。
このガイドに今回の評価が載っているのでご紹介させていただきます。
なんと！アワードとういのは金タブレットも頂いているということで、すごくうれしい評価を頂きました。
《サントス・アントワーヌ氏は、仕事で常に完璧を求める素晴しいショコラティエです。日本在住約25年で、東京にパティスリー「クリオロ」をオープンしています。今回出品された4種類のチョコレートは、偉大な繊細さやオリジナリティーを兼ね揃え、正確な香り、正確な味の組み立てもさることながらガナッシュは新鮮そのもの。驚くほどの完成度です。「ニルヴァナ」は、偽りのない本物の味。紅茶とブラックベリーの素晴らしいハーモニーを堪能できます。「ガイア」は、口の中でキスするような美味しさ。ハートの形も素敵ですが、何と言っても味が強烈で、口の中で香りが広がります。「チャイ」は、シナモンなどを入れたスパイシーなお茶と新鮮な生姜を使い、香り豊かなバランスのいい味に仕上がっています。崇高な香りが素晴らしいです。出品されたチョコレートすべてが、とってもフレッシュでとても繊細、すべてがとにかくシンプルに素晴らしいです。》
